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ラッセル車になって、エアロが破損する恐れがある
エアロパーツを装着すると、最低地上高(地面から車の一番低い部分までの高さ)が下がるため、雪国でエアロを装着した車で走ると、ブルドーザーみたいにエアロで雪をかいてしまったり、カチカチに固まったワダチに当たってエアロが破損してしまう恐れがあります。
そのため、雪国ではエアロパーツの装着はおすすめしません。
どうしてもエアロを装着したい場合
メーカー純正エアロなら、そこまで低くならないものが多い
メーカー純正のエアロなら、最低地上高がそこまで低くならないものが多いです。
逆に純正以外のメーカーのエアロは、最低地上髙もがっつり下がるものばかりです。
どうしてもエアロを装着したい場合は、純正エアロの最低地上髙がそんなに下がらないものであれば、装着しても問題ない可能性があります。
メーカーサイトやディーラーで、どのくらい下がるのか教えてくれるので、購入する前に確認しましょう。
元から最低地上高の低い車は危険
スポーツカーや、プリウス、スポーツグレードのバンパーが特別仕様になっている車などは、元から車高が低くなっているので、純正エアロでもおすすめはしません。
ローダウン化は絶対にNG!どうしても下げたい場合は車高調
先ほどの純正エアロを装着できても、ローダウンは絶対にやめましょう。
エアロが破損するどころか、スタックする可能性も高くなります。
ダウンサスはだめですが、車高調整が可能なものなら、冬の間だけ車高を上げることができるので大丈夫です。
小まめにエアロに溜まった雪を落とす
エアロを装着した状態で雪道を走行すると、エアロに固まった雪がどんどんくっついてきます。
そのままにしておくと、エアロに負荷がかかり、エアロが外れてしまったり、破損してしまう恐れがあります。
休憩などで車から降りた際に、フロントに溜まった雪を落としてあげるようにしましょう。
除雪されていない道、駐車場は避ける
エアロパーツを装着していない車にも言えることですが、除雪のされていない道や、駐車場へは行かないようにすることが大事です。
エアロ関係なしに、スタックして抜け出せなくなる可能性もあります。
まとめ
僕もスタッドレスタイヤが必要な地域に住んでいますが、前に乗っていた車には純正エアロを装着させていました。
エアロを装着していない車よりも気を使いますが、そんなに最低地上髙の下がらないエアロだったので雪道でも普通に走れていました。
ガチの雪国、北海道などではエアロは装着しないほうが無難ですが、消雪パイプなどが完備されていて、雪が降ってもそんなに苦労しない地域であれば、純正エアロなら問題ない可能性が高いです。
あとローダウンもしたい人は、「ダウンサス」ではなく「車高調」を使い、冬の間は車高を上げましょう。