PlayStation4は、2019年3月7日に配信されたPS4のアップデート(6.50)から、iOS端末(iPhone、iPad)からでもPS4リモートプレイが遊べるようになりました!
同時に公開された「PS4 Remote Play」というアプリをiOS端末にインストールすることで遊べます。
しかし、コントローラーが使えなかったり、Wi-Fi環境でしか利用できなかったりと、あまり使勝手がいいとは言えません…。
ところが、iOSのリモートプレイでもコントローラーで操作したり、モバイル回線でも遊ぶ方法があったんです!
目次
「R-Play」ならコントローラー、モバイル回線にも対応!
実は、SONY公式の「PS4 Remote Play」が登場する結構前から、iOSでリモートプレイが遊べる「R-Play」というアプリがありました。
SONYとは関係のない非公式アプリでもなく、有料アプリではありますが、「R-Play」はMFiコントローラーでも遊べて、モバイル回線でいつでもどこでも快適に遊ぶことができます。
「PS4 Remote Play」を使ってみたけど、物理コントローラーで遊びたいという方はこちらがおすすめです!
R-Playの設定方法
1. アプリのインストール
まずアプリをダウンロード&インストールをします。
アプリは1400円と少しいい値段がしますが、ジュース10本くらい飲んだと思って買いました…!
※一時期、年会費制アプリになりましたが、現在は買切りタイプに戻りました。
2. PS4本体での設定
アプリのインストールが完了したら、PS4を起動させてリモートプレイの設定をします。
- PS4のメニュー内の「設定」を開く
- 「リモートプレイ接続設定」を選択する
- 「リモートプレイを有効にする」にチェックを入れる
- 「機器を登録する」を選択する

上の写真のように「8桁の登録番号」が表示されれば、PS4側の設定は一端終わりです!
3. R-Playを起動&設定
最後にiPhoneで「R-Play」を起動させて設定します。


- R-Playを起動させ、「PS4を登録する」を選択する
- 自分の「PSNオンラインID」を入力する
- 先ほどのPS4の機器登録時に出てきた「8桁の登録番号」入力する
- 右上にある「登録」を選択する
「PS4を登録しました」と表示されたら設定完了です!
やばい、本当にリモートプレイできた!!
設定が完了し、起動画面の「プレイ」を選ぶと…

すげえええええええええ!!
リモートプレイに無事に繋がり、PS4の画面がiPhoneに映されています。
画面もめっちゃキレイ…!
音もiPhoneのスピーカーからしっかり流れています。
iPhoneで「ドラゴンクエスト11」をプレイしてみた

ドラクエ11を起動してみました。
いやー久々のオフラインのドラクエ新作は面白かった!
高画質でぬるぬる動く!


実際にドラゴンクエスト11をプレイしてみました。
やばい、クオリティの高さにびびって腰を抜かしそうになりました…!
「iOS版ドラゴンクエスト11」と言われても信じちゃいそう(笑)
720pで表示できるのでとても高繊細な美しい画質です。(PS4 Proは1080pまで対応)
さらに60fpsでぬるぬる動きます!
パソコンでのリモートプレイと画質も滑らかさも体感は同じ感じですが、iPhoneのほうが画面が凝縮されて分、高画質に感じます。
iPhoneだと小さい文字は読みづらいですが、画質がいいので読めないこともなさそうです。
タッチパネルでもまあまあ操作できる

「オンスクリーンコントローラー」というタッチパネルでの操作は正直やりやすいとは言えませんが、ゲームによってはまあまあ操作できました。
スティックは画面をタッチすると現れ、スマホゲームのように移動したい方向に指をスライドさせることで、スティックを倒したのと同じ操作ができます。
LRボタンも画面上の操作となるのですが、LRと他のボタンを同時押しという場面でなければ、なんとかなります。
ただ、長時間のプレイや本格的にやりたいのであれば、外部コントローラーを使ったほうがいいですね。
「オンスクリーンコントローラー」はカスタマイズも可能

「オンスクリーンコントローラー」は、ボタン位置を変えたり、ボタンのサイズを大きくしたり小さくしたり自由に変更できるので、自分の指やスマートフォンの端末の大きさに合わせて調整できます。
「Share」「Options」「PS」ボタンは、普段表示されていませんが、画面下側にある「∧」をタッチすると画面下部に現れます。
これによりゲームを切り替えたり、PS4の本体の電源を落とすことも可能です。
大画面のiPadでもプレイ可能!

iPhoneだけでも感動していましたが、同じiOSのiPadでもプレイできます。
実際にiPad Pro 10.5インチでもやってみました。
やはり画面が大きい分iPadのほうが迫力がありますね!
iPhoneだと画面が小さくて文字が読みづらかったりもしましたが、iPadの画面サイズだと楽々読めます。
タッチパネルでの操作はiPhoneのほうがやりやすいです。
iPadは本体サイズと重量が上がるので、持ったままプレイするとすぐに腕が疲れてしまいます。
またiPadは画面のベゼル(枠)が広く画面まで指が届きにくいので、タッチパネルでの操作は圧倒的にiPhoneのほうがやりやすかったです。
そのためiPadは「外部コントローラー」との組み合わせがいいと思います。
外出先からでもプレイ可能!
リモートプレイといえば、外からでもプレイすることができますが、もちろんこのR-Playも外出先からプレイすることができます!
利用するには、PS4を繋いでいるルーター/ファイヤウォールで次のポートを開放設定する必要があります。
解放ポート
- UDP 987
- TCP 9295
- UDP 9296
ルーターの種類によっては自動で開放してくれるので、ポート開放の設定をしなくてもできる場合もあります。
モバイル回線だと通信量がすごいので、設定で画質を下げたり、Wi-Fi環境で使用することをオススメします。
またPS4をスリープにしておけば、外出先からR-PlayでPS4を遠隔で起動させることもできます。
外部コントローラーも使える!
R-PlayはMFI認証のBluetoothコントローラーにも対応しています!
「SteelSeries Nimbus Wireless Controller 69070」というMFI認証のBluetoothコントローラーを買ってみたんですが、R-Playで使うことができました。
タッチパネルでは難しいアクションゲームも、これならストレスなくプレイ可能です。
ボタン配置もデュアルショック4とほぼ同じなので、同じ感覚でプレイできます。
一点だけ注意があって、このコントローラーにはスティック押し込みのL3R3ボタンがないんです。(MFIコントローラでL3R3を搭載しているもの自体ないらしい?)
しかしR-Playの設定でL1とL2の同時押しでL3を認識する設定にしたりもできるのでL3R3が使えないことはありません。
タッチパッドもiPhoneの画面上で操作できます。
またBluetoothのコントローラーなら何でもいいというわけではなく、MFI認証を取得しているコントローラーしか使えないみたいです。
僕が買った「SteelSeries Nimbus Wireless Controller 69070」は、MFI認証を取ってるコントローラーで問題なく使えますし、充電端子が「Lightning端子」なので、iPhone、iPadと同じLightningケーブルで充電できるのが非常に便利です。
コントローラーにしては少し高めですが、MFIコントローラーはどのコントローラーもこのくらいの価格なので、評判の良かったこのコントローラーを選びました。
Apple Storeでも販売されているので、信頼性が高いのもポイントです。
しかし、PS4から離れて使う場合はMFIコントローラーを使わないとできません。
【まとめ】MFiコントローラーで遊べるほうが快適!

「PS4 Remote Play」もすごくいいアプリではありますが、やはりタッチパネルでの操作はゲームによっては厳しいです。
「R-Play」ならMFiコントローラーにも対応しているので、テレビでプレイしているときと、ほとんど変わらない操作性で遊ぶことができるので非常に快適!
iPhoneで手軽にどこでもPS4が遊べるようになったので、気をつけないとダメ人間になりそうです(笑)
「R-Play」は一応非公式アプリなので試される方は自己責任でお願いします。



